18日の香港市場でハンセン指数は続伸でスタート。寄り付きで史上初めて節目の32000ポイントを突破した。世界的な株高や、世界経済に対する楽観的な見通し、企業の業績期待などを背景に投資家がリスクオン姿勢を強めている。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.71%高の32209.41ポイントで推移。個別では、保険大手の中国平安保険(
02318)、中国人寿保険(
02628)、4大国有銀行の中国銀行(
03988)、中国建設銀行(
00939)など本土金融株の上昇が目立ったほか、欧州金融のHSBC(
00005)、IT大手のテンセント(
00700)など主力株も上昇。前日に安かった不動産株の碧桂園(
02007)が反発。半面、九龍倉置業地産(
01997)など香港地場系銘柄の一角や、台湾食品メーカーの中国旺旺(
00151)、石油メジャーのCNOOC(
00883)が逆行安。