中国政府系の不動産デベロッパー、中国海外発展(
00688)は10日大引け後、2017年12月の不動産販売額が前年同月比226.9%増の127億3600万HKドル、販売面積が同211.3%増の85万9900平方メートルだったと発表した。うち、傘下の中国海外宏洋(
00081)の不動産販売額は28億7200万HKドル、販売面積は24万200平方メートルだった。
17年通期では、不動産販売額が前年比10.2%増の2320億6900万HKドル、販売面積が同10.9%増の1446万3200平方メートルとなった。また、これとは別に12月末時点で221億3600万HKドル相当の物件について、契約に合意している。
12月に新たに取得した開発用地は天津市と北京市の2区画(延べ床面積3万6700平方メートル)で、支払った土地プレミアムは9億6200万元。中国海外宏洋が新たに取得した開発用地は江西省カン州市の1区画だった。
中国海外発展の10日終値は前日比0.68%安の29.05HKドル。