2017-12-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、節目の3300ポイント回復 IT関連や保険株買われる
週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.40%高の3303.22ポイントだった。深セン成分指数は1.22%高の11068.08ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2329億6300万元。
上海総合指数は小高く始まると、段階的に上げ幅を拡大する展開となった。習近平総書記(国家主席)がビッグデータ戦略の実施とデジタルインフラ施設の整備を加速するよう指示したと伝わり、市場心理が改善した。セクター別ではIT・電子関連が買われ、相場の上げを主導。醸造や保険も堅調。一方、銀行や証券の一角がさえない。当局が広発銀行に過去最大となる7億元超の罰金処分を下したことが嫌気された。
上海B株指数は0.61%高の337.39ポイント、深センB株指数は0.83%高の1147.02ポイントだった。