2017-10-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、高値警戒感や様子見気分が重し
13日の香港市場でハンセン指数は反落してスタート。安く寄り付いた後、マイナス圏で小動き。日本時間午前10時42分現在、前日比0.19%安の28404.10ポイントで推移。指数が2007年12月以来の高値圏にあるだけに、利益確定売りが出やすい状況が続いている。きょうから週明けにかけて中国の9月貿易統計と物価統計の発表を控え、様子見気分が漂う。
個別では、時価総額上位でIT大手のテンセント(
00700)、欧州金融大手のHSBC(
00005)が軟調に推移し、相場の重しとなっている。長江実業集団(
01113)、恒基兆業地産(
00012)など香港不動産株が反落。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、銀河娯楽(
00027)もさえない。半面、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)が反発。香港航空大手のキャセイ・パシフィック(
00293)が続伸している。