2017-09-22 |
香港/企業動向/医薬・バイオ |
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上海復星医薬のリンパ腫・関節炎治療薬、中国当局が生産許可
上海復星医薬(
02196/
600196)は21日大引け後、子会社の上海復宏漢霖生物製薬有限公司が、自社開発した高分子バイオ医薬の生産許可を上海市食品薬品監督管理局から取得したと発表した。同医薬は抗ヒトCD20ヒト・マウスキメラ抗体からなるモノクローナル抗体注射液「リツキシマブ」の類似製品で、主にリンパ腫やリウマチ性関節炎の治療に使う。上海復星医薬と子会社が投じた開発費は8月までに2億7800万元に達した。
「リツキシマブ」の生産には、さらに新薬承認や製造・品質管理基準(GMP)認証を取得する必要がある。現時点で同医薬を生産している企業は上海ロシュ製薬など。IMSヘルスのデータによると、2016年の中国本土での販売額は約15億1600万元だった。