2017-09-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、資金流出を警戒
22日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)が20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で10月から保有資産の縮小を始めると発表し、12月に追加利上げを実施するとの見方が市場で浮上。米ドル高の下で海外への資金流出を警戒する売りが相場を押し下げた。半面、金利上昇による利ざや拡大の思惑から金融株が買われ、一定の下支えとなっている。
指数は午前10時47分現在、前日比0.24%安の3349.75ポイントで推移。セクター別ではエネルギー資源や鉄鋼、非鉄金属が売られる一方、銀行や保険が買われている。