2017-09-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、終盤にプラス圏へ浮上
20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.22%高の3364.34ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2931億200万元。
上海総合指数は安く寄り付いた。相場全体を動かす材料に欠ける中、マイナス圏で小動きが続いたが、3350ポイントを下回る水準で底値の堅さが意識されると上向きに転じた。終盤にプラス圏に浮上し、高値で前場の取引を終えた。前日に割り込んだ20日移動平均(前引け時点で3362.58ポイント)を回復。セクター別では、大手銀行が買われて相場を支えたほか、新エネルギー自動車関連、石炭、酒造、航空関連が堅調。半面、北京市で住宅ローン向け融資の引き締め強化が伝わり、不動産の一角が安い。インフラ建設、保険もさえない。
上海B株指数は0.19%高の357.17ポイント、深センB株指数は0.27%高の1186.01ポイントだった。