2017-07-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:6日続伸、米利上げ観測の後退を好感 本土保険・銀行株が高い
週明け17日前場の香港株式市場でハンセン指数は6営業日続伸。前場終値は前営業日比0.58%高の26542.00ポイントだった。H株指数は1.10%高の10846.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で512億2200万HKドル。
ハンセン指数は米利上げ観測の後退が好感される中、前週末の米株高の流れを受けて高く始まり、一時26600ポイントを上回ったものの、上海総合指数が反落して始まった影響を受けて上げ幅を縮める展開。しかし、前週末に開催された全国金融工作会議を手掛かりに本土保険・銀行株が大きく買われる中、再び上げ幅を広げた。
個別では、本土保険株の中国平安保険(
02318)、中国人寿保険(
02628)、新華人寿保険(
01336)、銀行株の中国建設銀行(
00939)、交通銀行(
03328)、中信銀行(
00998)が高い。IT大手のテンセント(
00700)も続伸している。17年6月中間決算の増益見通しを発表した招商局港口(
00144)、同じく黒字修正を発表した山東墨龍石油機械(
00568)も買われている。半面、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)、銀河娯楽(
00027)が逆行安。欧州金融大手のHSBC(
00005)は反落。恒安国際集団(
01044)、恒隆地産(
00101)も売られている。