20日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ心理的節目の26000ポイントを回復して寄り付いたものの、その後は上げ幅を縮める展開。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.27%高の25993.72ポイントで推移している。個別では、IT大手のテンセント(
00700)が買われ、指数を押し上げた。中国本土A株のMSCI「新興国株指数」採用への期待から中国建設銀行(
00939)、中国人寿保険(
02628)など本土金融株が総じて高い。半面、欧州金融大手のHSBC(
00005)がさえない。台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)や、期末配当がきょう権利落ちした電力大手の華潤電力控股(
00836)が売られている。