2017-06-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、大型株に売り 保険株買い戻され全面高
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.26%安の3124.42ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2120億600万元。
上海総合指数はおおむねマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。大型株を売って値動きが大きい中小株を買う動きが広がり、相場が軟調に推移した。新エネルギー車や国産ソフトウエアへの支援政策を手掛かりに買われていた銘柄に利益確定売りが出たもよう。もっとも、前日に大きく売られた金融銘柄に買い戻しが入り、下値は限定的。序盤には小幅ながら指数が上げに転じる場面があった。セクター別では酒造や家電、自動車、港湾・水産が売られた。半面、保険が全面高となったほか、非鉄金属や証券が買われた。
上海B株指数は0.02%安の323.01ポイント、深センB株指数は0.01%安の1117.32ポイントとともに反落した。