26日の香港市場でハンセン指数は続伸スタート。前日のNY市場でダウ指数が6日続伸した流れを引き継いだ。オフショア市場で人民元の対米ドル相場が元高に振れたことを受け、ムーディーズによる中国の信用格付け引き下げで再燃した資金流出懸念が後退したことも買い安心感につながっている。日本時間午前10時50分現在、前日比0.25%高の25695.31ポイントで推移している。
個別では、中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)、中国人寿保険(
02628)など本土金融株が買われ、指数を押し上げた。銀河娯楽(
00027)などマカオカジノ株も高い。中国海外発展(
00688)、華潤置地(
01109)など本土不動産株は続伸している。半面、前日に高かったPC世界大手のレノボグループ(
00992)が反落したほか、石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)が安い。