2017-04-21 |
香港/企業動向/食品・飲料 |
|
阜豊集団、増資で7.7億HKドル調達へ チチハル市工場建設に投資
化学調味料メーカーの阜豊集団(
00546)は21日朝方、既存株の売り出しと新株の割り当てを組み合わせた増資計画を発表した。正味で7億6700万HKドルを調達し、黒龍江省チチハル市に新設するアミノ酸工場の建設費などに充てる。
計画では、筆頭株主である同社の李学純会長が保有株のうち1億4000万株(増資後発行済み株式の5.57%)を売り出した後、阜豊集団が同数の新株を李会長に割り当てる。売出価格と割当価格はともに1株当たり5.55HKドルで、20日終値の6.00HKドルに対し7.50%ディスカウントに相当する水準。増資により、李会長の持ち株比率(共同保有分を含む)は現在の41.82%から39.49%へ低下する。売り出した既存株は幹事会社の中国国際金融香港証券を通じて6者以上の投資家へ割り当てる予定。
阜豊集団の21日終値は前日比12.33%安の5.26HKドル。