28日の香港市場で、ハンセン指数は反発してスタート。前日に下げた反動で買い戻しが先行。決算発表が終盤を迎える中、業績などを手掛かりに個別銘柄の物色も引き続き活発化している。指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.52%高の24319.85ポイントで推移。個別では、前日に下げた中国建設銀行(
00939)、中国人寿保険(
02628)など本土金融株が反発し、相場の上昇を主導。時価総額上位のテンセント(
00700)、HSBC(
00005)、AIAグループ(
01299)がそろって買われたほか、信和置業(
00083)、恒隆地産(
00101)など香港不動産株の一角も上昇が目立った。半面、石炭大手の中国神華能源(
01088)が続落。前日に逆行高だった通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が反落している。