ペトロチャイナ系のガス会社、昆侖能源(
00135)は22日朝方、天然ガス卸売り事業の関連資産に対し、2016年12月本決算で30億−40億元の減損引当金を計上する可能性があると発表した。その影響で2016年通期純利益は前年を下回る見通し。原油価格が2016年に低水準で推移していたことや、国内外の経済減速を受け、液化天然ガス(LNG)市場の回復ペースが当初の想定よりも遅いとの見通しを踏まえた減損処理の判断と説明している。
2015年12月本決算の純利益は前年比97.6%減の1億3700万元だった。
昆侖能源の21日終値は前日比0.30%高の6.78HKドル。