2017-02-17 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:反落、銀行やインフラ建設に利益確定売り
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.46%安の3214.62ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3014億7500万元。
上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の値動き。中国人民銀行(中央銀行)が連日で資金供給オペを実施したことで金融引き締め懸念がやや後退した半面、前日は昨年12月9日以来2カ月ぶりの高値水準で引けただけに利益確定売りが出やすい。指数は前引けにかけて下げ幅を広げ、前場の安値圏で引けた。銀行やインフラ建設など、政策期待から買われてきたセクターの下げが目立つ。一方で証券がほぼ全面高。中国金融先物取引所が17日付で株価指数先物の取引規制を緩和したことを受け、業務拡大の思惑買いが入ったもよう。
上海B株指数は0.15%安の344.48ポイントと2週間ぶりに反落。深センB株指数は0.12%安の1122.88ポイントと反落した。