17日の香港市場で、ハンセン指数は反落でスタート。前日に指数が昨年来高値を更新し、終値ベースで2015年8月11日以来ほぼ1年6カ月ぶり高値を付けただけに、目先の利益を確定する売りが先行している。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.37%安の24017.94ポイントで推移している。個別では、前日に大幅続伸した中国建設銀行(
00939)、中国銀行(
03988)など本土系銀行株が売られ、相場を押し下げた。時価総額上位のチャイナ・モバイル(
00941)、HSBC(
00005)も軟調。予想下振れの四半期決算を嫌気し、レノボグループ(
00992)が続落している。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)が高い。石油メジャーのシノペック(
00386)、アジア生保のAIAグループ(
01299)も堅調。