2017-02-08 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続落、原油安で石油株が売られ下げを主導
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.32%安の3142.93ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1912億4300万元。
上海総合指数は続落して始まると、軟調な値動きが続いた。3140ポインを下回る水準では買い戻しが入り、前引けにかけてやや下げ幅を縮めた。1月末の外貨準備高が6年ぶりの低水準になったことを背景に資金流出加速への警戒感が強まり相場を圧迫した。セクター別では、足元の原油下落を嫌気し石油が売られ、相場の下げを主導。インフラ建設のほか、金融、自動車、不動産なども安い。一方、造船や宇宙・航空産業、セメントなどが買われている。
上海B株指数は0.23%安の336.84ポイント、深センB株指数は0.21%安の1097.36ポイントと、ともに反落した。