2017-01-18 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続伸、反落スタートもほどなくプラス圏に切り返す
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.25%高の3117.71ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1798億2500万元。
上海総合指数は総じてプラス圏でもみ合う展開。反落して始まると序盤に心理的節目の3100ポイントを割り込む場面も見られたが、売り一巡後に上向きに転じるとほどなくプラス圏に切り返した。中国は17日、外資系企業の中国市場への参入規制緩和を進める通達を発表。経済成長が鈍るなか、積極的な外資取り込みで経済の活性化を図る中国政府の姿勢が好感された。セクター別では、前日売られたインフラ建設、銀行や保険など金融関連が買い戻されたほか、セメントや鉄鋼など素材関連が堅調。一方、IT・通信、宝飾、石油の一角が売られている。
上海B株指数は0.22%高の332.89ポイント、深センB株指数は0.21%高の1097.82ポイントとともに上昇した。