2017-01-12 |
香港/マーケット/証券 |
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★香港前引け:6日ぶり反落、テンセントの下落が重荷
12日前場の香港株式市場でハンセン指数は6営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.27%安の22872.40ポイントだった。H株指数は0.01%高の9734.81ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で341億6700万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、前日終値付近でもみ合い。前引けにかけて下げ幅を広げ、前場の安値圏で引けた。前日は5営業日続伸して100日移動平均(22909.27ポイント)を上抜け、2カ月半ぶりの高値で引けていただけに、利益確定売りが出やすかった。心理的節目の23000ポイントを前に、高値警戒感が強まった。
個別では、前日まで5連騰していたテンセント(
00700)が下げ、相場の重荷だった。前日には取引時間中として2016年11月11日以来の高値を付けていた。香港証券取引所(
00388)や、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)も反落した。半面、不動産株の新鴻基地産(
00016)と中国海外発展(
00688)が買われた。前日安かったレノボグループ(
00992)は2.40%高と反発した。