2016-12-19 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:ほぼ横ばい、銀行株や証券株売られ足かせ
週明け19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数はほぼ横ばい。前場終値は前営業日比0.01%安の3122.57ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2303億7100万元。
上海総合指数は総じてマイナス圏で推移する展開となった。前週末終値を上回る場面も見られたが、上値が重く伸び悩んだ。米ドル高を背景とした根強い資金流出への懸念が引き続き相場の重し。セクター別では銀行、証券が売られ相場の足かせになった。建材、産金も安い。一方、IT・通信が買われたほか、原油相場の上昇を好感して石油・石炭など資源エネルギーが高い。
上海B株指数は0.10%安の346.39ポイント、深センB株指数は0.29%安の1130.90ポイントだった。