小鵬汽車
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小鵬汽車有限公司 シャオペン
XPeng Inc.
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2021-07-02 |
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小鵬汽車:中国の新興EVメーカー、21年上半期の納車5.6倍 7−9月期に新型セダン投入へ
◇小鵬汽車
◇XPeng Inc.
◇香港その他:09868
◆公開株式数:8500万株
◆公募株式数:425万株
◆オーバーアロットメント・オプション:最大1275万株
◆上場日:7月7日
◆公開価格:165.00HKドル
◆会社概要
中国の電気自動車(EV)メーカー。15万−30万元という中・高級の価格帯に照準を定めたEVを開発・生産する。2018年に同社初のEVでスポーツ多目的車(SUV)の「G3」を発売し、20年にはスポーツセダンEVの「P7」、21年には「P7ウイング」の販売を始めた。20年の中国EV市場シェアは2.8%で12位(英IHSマークイット調べ)。自動運転技術の開発にも積極的で、自動運転システム「XPILOT」を外販する。海馬汽車(
000572)に生産を委託しているが、20年には広東省肇慶で自社工場を稼働した。20年にニューヨーク証券取引所にADRを上場した。香港上場はセカンダリーではなく、重複のプライマリー上場。アリババ集団(
09988)が大株主。
◆20年12月本決算:赤字拡大、「P7」納車開始で売上高は前年比2.5倍
20年12月本決算は赤字が拡大。優先株の償還価値評価損が前年の9億6100万元から21億5800万元に膨らみ、重荷となった。売上高は58億4400万元と前年の2.5倍に達し、粗利益ベースで黒字に転換した。一方で営業支出の増加率は前年比43.6%増に抑えた。増収の主因は20年5月に納車が始まった「P7」。20年の納車は「P7」と「G3」の合計で2万7041台だった(19年は「G3」1万2728台)。なお、21年1−6月累計では前年同期比459%増の3万738台。6月の納車台数は前年同月比617%増の6565台と月間最多を更新した。
◆今後の計画
調達額は140億2500万HKドルの見込み(オーバーアロットメントオプション行使前)。発行経費などを除いた正味調達額のうち45%を製品構成の拡充と先進技術の開発、35%を事業拡張、10%を生産能力の増強に充てる。今年の計画では、「G3」をモデルチェンジしたSUV「G3i」を7月に発売し、9月に納車を始める。また、同社にとって第3のEVシリーズとなるセダン「P5」を今年7−9月期に投入する。22年には高度な自動運転システムを備えた第4のEVシリーズのSUVを発表する計画。
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