中国政府系の不動産デベロッパー、中国海外発展（00688）は6日大引け後、2023年5月の不動産販売額が前年同月比11.2％増の293億4500万元、販売面積が同12.7％増の115万1500平方メートルだったと発表した。うち、傘下の中国海外宏洋（00081）の不動産販売額は39億100万元、販売面積は31万500平方メートルだった。

　1−5月累計では、不動産販売額が前年同期比54.7％増の1469億7800万元、販売面積が同50.5％増の665万8400平方メートルとなった。これらとは別に5月末時点で232億6400万元相当の物件について、契約に合意している。

　5月に新たに取得した開発用地は青島市の1区画（権益ベース延床面積27万9400平方メートル）で、取得総額は16億5300万元だった。1−5月累計では、権益ベース延床面積が56万7200平方メートル、取得総額が76億9000万元となった。

　中国海外発展の株価は前日比4.41％高の17.52HKドル。