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指数: 15分ディレイ
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11日前場の香港株式市場でハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.19%高の28539.74ポイントだった。中国企業指数は1.25%高の10836.05ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で381億6000万HKドルだった。
ハンセン指数は終始プラス圏で推移した。前日の米株高の流れを引き継ぎ買いが先行。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が10日に行った議会証言で緩和的な金融政策の見通しを示したことは香港市場でも好感された。中国本土市場で週初から軟調な動きをみせていた上海総合指数が反発したことも相場の支えとなった。指数は序盤に上げ幅を広げると、その後は28500ポイント台でのもみ合いを続けた。 個別では、米国の利下げ期待から新鴻基地産(00016)や恒基兆業地産(00012)など香港不動産株が大幅高。原油高を好感して中国石油メジャーのペトロチャイナ(00857)やCNOOC(00883)が高い。アジア生保のAIAグループ(01299)、本土保険大手の中国平安保険(02318)、本土国有銀行大手の中国建設銀行(00939)が大きく買われた。半面、自動車メーカーの吉利汽車(00175)や広州汽車集団(02238)が逆行安。鉄鋼メーカーの重慶鋼鉄(01053)、通信サービス会社の中国通信服務(00552)が下落した。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.33%高の2924.85ポイントだった。深セン成分指数は0.40%高の9202.76ポイントと反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2011億4600万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移した。前日まで3日続落し、約3週ぶり安値で終えただけに買い戻しが優勢。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受けて米国の早期利下げ観測が高まる中、香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買が4日ぶりに買い越しに転じたことも好感。ただ、来週明けにかけて6月の貿易や金融統計、4−6月期国内総生産(GDP)などが発表されるのを前に上値追いの動きは限られた。序盤に2940ポイントを超える水準で伸び悩むと、その後はもみ合いながら上げ幅を縮小した。 セクター別では、産金、宝飾品が全面高。医療、石油、非鉄金属、港湾・海運なども高い。半面、環境関連、航空・宇宙関連、造船、酒造がさえない。 上海B株指数は0.46%高の287.80ポイント、深センB株指数は0.40%高の981.46ポイントだった。 |
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