マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.96%高の21209.09ポイントだった。中国企業指数は1.25%高の7426.75ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で593億HKドル。
ハンセン指数は前日がほぼ全面安だった反動で、買い戻しが優勢となった。中国の国務院(内閣に相当)が22日の常務会議で「出せる消費促進策はことごとく出す」と表明し、きょうの中国本土相場が上昇したことも投資家心理を支えた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による急速な利上げが米景気の後退につながるとの懸念が相場の重荷。ハンセン指数は10日移動平均(前引け時点で21211.13ポイント)付近で上値が重く、一時は前日終値に接近する場面があった。 個別では、自動車株の吉利汽車(00175)とBYD(01211)が急上昇。国務院が常務会議で決めた自動車消費の促進策を受けた買いが膨らんだ。中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)やビール醸造のバドワイザーAPAC(01876)と華潤ビール(00291)、不動産開発の中国海外発展(00688)と華潤置地(01109)も反発した。一方、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、海運の東方海外(00316)が安い。 |
|
||
ハンセン指数
引値:21209.09ポイント 前日比:200.75ポイント 騰落率:0.96% 中国企業指数 引値:7426.75ポイント 前日比:91.75ポイント 騰落率:1.25% レッドチップ指数 引値:3790.75ポイント 前日比:36.00ポイント 騰落率:0.96% |
|
||
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.58%高の3285.99ポイントだった。深セン成分指数は0.78%高の12342.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6122億1800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏に沈む場面もあったものの、ほぼプラス圏で推移した。指数は前日まで3日続落し、心理的節目の3300ポイントを下回っているとあって、買い戻す動きが広がった。中国当局の経済対策や産業支援に対する期待も根強い。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による急速な利上げが米景気の後退につながるとの懸念が相場の重しとなった。セクター別では、中国の国務院(内閣に相当)が22日の常務会議で、自動車消費を支援する政策の拡大を決めたことを受け、自動車や自動車部品が買われた。航空・宇宙も高い。半面、教育、漢方薬、医薬品販売などが売られた。 上海B株指数は0.45%安の298.33ポイント、深センB株指数は0.39%高の1175.81ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |