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週明け18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.26%高の3125.93ポイントだった。深セン成分指数は0.55%高の10200.04ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6985億4600万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、中盤は前週末終値を挟んでもみ合ったが、終盤はプラス圏で堅調に推移した。前週末の米株安が嫌気されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を19−20日に控えて様子見ムードも強まり、相場の重しとなった。一方、米国務省が17日、ブリンケン国務長官が中国の韓正国家副主席と18日午後(日本時間19日未明)にニューヨークで会談すると発表したことを受け、米中対立激化への警戒感が和らいだほか、中国政府が国内経済を考慮し、日本の固定資産税に相当する不動産税の導入を先送りするとの報道などが好感された。セクター別では、自動車が全面高となったほか、自動車部品や電機、観光・ホテルも買われた。半面、半導体や電子化学品、通信設備などが売られた。 A株市場では、中国本土で米アップルの「iPhone15」の予約が好調なことを受け、関連銘柄とされる大族激光科技産業集団(002008)や立訊精密工業(002475)が買われた。貴州茅台酒(600519)は2%超上昇。米マース傘下のチョコレートブランド「Dove」とコラボした新商品を16日に発売したが、ネット通販・実店舗ともに売り切れが相次いだとの報道が材料視された。中秋節・国慶節の大型連休を控え、中国旅遊集団中免(601888)や中青旅控股(600138)も買いを集めた。半面、北京東方園林環境(002310)や浙江大華技術(002236)、国電南瑞科技(600406)などが売られた。 上海B株指数は0.34%高の236.28ポイント、深センB株指数は0.11%高の1135.85ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3125.93ポイント 前日比:8.19ポイント 騰落率:0.26% 上海B株指数 引値:236.28ポイント 前日比:0.79ポイント 騰落率:0.34% 深セン成分指数 引値:10200.04ポイント 前日比:55.45ポイント 騰落率:0.55% 深センB株指数 引値:1135.85ポイント 前日比:1.21ポイント 騰落率:0.11% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3727.71ポイント 前日比:18.93ポイント 騰落率:0.51% |
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週明け18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比1.00%安の18001.52ポイントだった。中国企業指数は1.03%安の6244.38ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で453億2000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付き、心理的節目の18000ポイントを挟んで一進一退の展開。結局、同水準をかろうじて守って前場の取引を終えた。米長期金利の上昇を嫌気した売りが幅広いセクターで優勢。前週末に発表された8月の米鉱工業生産指数などの米経済指標がおおむね強い結果となった上、原油先物相場の上昇が続くなかで米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化が警戒されたもよう。 個別では、不動産開発の華潤置地(01109)と龍湖集団(00960)が大幅に続落した。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)は反落。台湾積体電路製造(TSMC)が取引先に高性能半導体製造装置の出荷を遅らせるよう要請したとのロイター報道が売り材料となった。食品・飲料株の中国蒙牛乳業(02319)と康師傅控股(00322)、銀行株のハンセン銀行(00011)も安い。一方、自動車メーカーの吉利汽車(00175)とBYD(01211)、製薬の石薬集団(01093)と翰森製薬(03692)が買われた。 |
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