ハンセン指数
　始値：20703.14ポイント
　前日比：273.68ポイント
　騰落率：1.34％

中国企業指数
　始値：6967.50ポイント
　前日比：110.30ポイント
　騰落率：1.61％

レッドチップ指数
　始値：4014.39ポイント
　前日比：24.03ポイント
　騰落率：0.6％

■ビリビリ（09626）：2022年12月本決算は売上高が前年比13.0％増の218億9900万元、純損失が74億9700万元（前年は67億8900万元）だった。直前のファクトセットの市場コンセンサス予想は売上高が219億6700万元、純損失が76億8800万元。

■香港証券取引所（00388）：今年上期に英ロンドンに事務所を開設すると発表。新事務所の開設を通じ、香港証券取引所の国際的な株式証券業務の魅力や、香港と中国本土市場間の相互取引制度、急速に拡大するデリバティブ商品などを伝えていきたい考え。

■小鵬汽車（09868）：JPモルガンが2月24日付で495万2500株を買い増した。取得総額は1億7400万HKドルで、1株当たり平均取得額は35.1288HKドル。手続き完了後、JPモルガンが保有する小鵬汽車の香港上場株持ち分は4.74％から5.10％に拡大した。

　3日の香港市場は堅調か。中国ではあす4日に全国政治協商会議、5日には全国人民代表大会（全人代）が開幕する予定で、政策支援が期待されるセクターなどを中心に買いが入りそうだ。また、ブリンケン米国務長官とロシアのラブロフ外相が2日、インドで開催中の20カ国・地域（G20）外相会合の合間に会談したと伝わった。両氏が対談するのはロシアによるウクライナへの軍事侵攻後初めてで、市場ではウクライナ戦争の終結に向けて期待が高まっている。

　2日のNY株式相場は上昇。強い経済指標を受けて米国債利回りが上昇したことで軟調にスタートしたものの、決算や見通しが好感されたセールスフォースが急伸しダウ平均を押し上げたほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁が3月の米連邦公開市場委員会（FOMC）で0.25％の利上げを強く支持すると発言したことで、大幅利上げへの警戒感が和らいだことも米国株の支援となった。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、テンセント（00700）やJDドットコム（09618）、AIAグループ（01299）、中国平安保険（02318）などが香港終値を上回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を約130ポイント上回って寄り付くことになる。