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指数: 15分ディレイ
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週明け8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前営業日比1.34%安の28708.93ポイントだった。中国企業指数は1.22%安の11154.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1422億2000万HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株高を好感して高く始まったものの、ほどなくマイナス圏に沈むと、心理的節目の29000ポイントを割り、徐々に下げ幅を拡大した。中国本土では国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が開催中とあって、政策期待は根強いものの、10年物米国債の利回り上昇を受けて、テクノロジー関連を中心にバリュエーション面での懸念が高まった。 個別では、薬明生物技術(02269)が8%超下げたほか、美団(03690)や小米集団(01810)、テンセント(00700)の下落も目立った。半面、原油価格の上昇を受けてペトロチャイナ(00857)やシノペック(00386)など石油株が高いほか、中国工商銀行(01398)やHSBC(00005)など銀行株も買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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週明け8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比1.01%安の3466.51ポイントだった。深セン成分指数も1.91%安の14137.32ポイントと3営業日続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5957億3900万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた。前週末の米株高や、1−2月の中国貿易統計の予想上振れが好感されたほか、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)への政策期待から買いが先行した。ただ、上値の重さが意識されるとほどなくして下向きに転じた。酒造など高PER銘柄が大きく売られ、相場が短期的な調整局面に入ることへの警戒感が強まり、リスク回避の動きが広がった。指数は中盤に心理的節目の3500を割り込むと、下げ足を速め、きょうの安値圏で前場の取引を終えた。 セクター別では、酒造、軍需関連、農業、防犯設備の下げが目立った。半面、保険、石油環境関連が買われ、相場を下支えした。 上海B株指数は0.82安の242.91ポイント、深センB株指数は0.51%安の1103.85ポイントだった。 |
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