マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
7日前場の香港株式市場でハンセン指数は小幅ながら5営業日続伸。前場終値は前日比0.12%高の26371.55ポイントだった。中国企業指数は0.30%高の10758.98ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1384億4000万HKドルと大商い。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、ほどなくして上げ幅を縮め、その後は前日終値を挟んでもみ合った。前日まで大幅に4営業日続伸し、約4カ月ぶり高値で終えた後とあって、利益確定売りが重荷となった半面、米中の景気回復期待や、香港市場への資金流入を好感する買いが相場を支えた。外資の流入を背景に香港ドルの対米ドルレートが許容変動範囲の上限に達し、香港金融当局は前日大引け後から今朝までに2度にわたって米ドル買いを実施したと伝わった。 個別では、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、中国保険大手の中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)が大幅に続伸。製薬株の中国生物製薬(01177)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(02018)、アジア生保のAIAグループ(01299)が高い。半面、九龍倉置業地産(01997)、恒基兆業地産(00012)など香港地場系銘柄の一角や、本土系不動産デベロッパーの中国海外発展(00688)、電動工具大手の創科実業(00669)が売られた。 |
|
||
引値 前日比 騰落率 (%) |
|
||
7日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比1.32%高の3376.79ポイントだった。深セン成分指数は2.84%高の13309.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆887億4200万元だった。
上海総合指数は高くスタート。今年下半期の中国景気持ち直し期待が市場で強まり、ブル相場に入ったとの見方から買いが先行した。もっとも、前日終値は2018年2月6日以来2年5カ月ぶり高値だっただけに利益確定売りが出やすい。寄り付き直後に心理的節目の3400ポイントを一時上抜けたものの伸び悩み、同水準を割り込んで前場の取引を終えた。 セクター別では空運が全面高。ソフトウエアや酒造、電子部品も高い。半面、石炭、高速道路、証券が下げている。 上海B株指数は0.52%高の239.51ポイント、深センB株指数は0.30%高の927.85ポイントとともに6営業日続伸した。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |