◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　1月22日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                       空売り残高 空売り比率 空売り比率

                                                   （百万HK$）      当日    5日平均

    1 BMO亜洲投資債ETF（03141）                           0.63     99.49%     56.11%

    2 ｻﾑｽﾝ中証中国龍網ETF（02812）                        1.36     93.79%         ―

    3 南方東英中国企業指数ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07588）               3.07     86.75%     27.15%

    4 CSOP FTSEﾁｬｲﾅA50ETF（82822）#                      14.16     81.56%     71.58%

    5 南方東英ﾅｽﾀﾞｯｸ100ｲﾝﾊﾞｰｽ2倍型（07568）               0.81     76.33%     69.10%

    6 広深鉄路（00525）                                   1.47     62.69%     24.12%

    7 iｼｪｱｰｽﾞFTSE A50ﾁｬｲﾅ指数ETF（02823）               102.66     62.49%     52.80%

    8 CSOP FTSEﾁｬｲﾅA50ETF（02822）                      148.28     60.87%     58.72%

    9 太平洋航運（02343）                                 1.80     58.00%     27.69%

   10 南方東英ﾊﾝｾﾝ指数ﾚﾊﾞﾚｯｼﾞ型（07200）                101.90     57.53%     66.00%

   11 ｴﾝ州煤業（01171）                                  16.51     57.25%     31.47%

   12 東江環保（00895）                                   0.05     55.11%     14.29%

   13 ﾌﾟﾚﾐｱ中証財新中国新経済ETF（03173）                 0.03     53.84%         ―

   14 江南布衣（03306）                                   0.92     53.21%     27.80%

   15 中国南方航空（01055）                              34.02     52.20%     34.75%

   16 北京汽車（01958）                                  12.67     51.37%     19.98%

   17 ｻﾑｽﾝ･ﾊﾝｾﾝ指数ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07312）                      0.15     50.85%     85.89%

   18 海底撈国際（06862）                                38.29     49.51%     38.99%

   19 華夏滬深300（03188）                              300.56     48.82%     40.06%

   20 中国東方航空（00670）                              17.22     47.25%     32.49%

　　　※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元

　22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.81％高の28210.93ポイントだった。中国企業指数は1.37％高の11120.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で545億1000万HKドルだった。

　ハンセン指数は高くスタート。前日は中国本土で発生した新型肺炎の感染拡大が嫌気されて全面安となり、終値がほぼ1カ月ぶりの安値圏だっただけに、買い戻しが先行した。序盤に下げに転じる場面があったものの、結局は前日に割り込んでいた心理的節目の28000ポイントを回復して前場の取引を終えた。

　個別では、時価総額が大きいテンセント（00700）とチャイナ・モバイル（00941）、AIAグループ（01299）が反発して相場の上昇を主導した。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技（02382）と瑞声科技（02018）は大幅高。米アップルが2月に廉価版「iPhone」の新型の生産を始めると伝わり、買いを誘った。ニット衣料大手の申洲国際集団（02313）、台湾系食品メーカーの中国旺旺（00151）も高い。一方、カジノ株の銀河娯楽（00027）の下げがきつい。恒隆地産（00101）や新鴻基地産（00016）などの香港系不動産株は総じて売られた。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 ハンセン指数                 28210.93    225.60      0.81

 中国企業指数                 11120.31    150.18      1.37

 レッドチップ指数              4503.95     66.48      1.50

 GEM指数                         81.20      0.11      0.14