13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.15％安の2910.55ポイントだった。深セン成分指数は0.21％高の9690.17ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2082億6800万元だった。

　上海総合指数はマイナス圏の狭いレンジで推移した。米国との貿易協議の第1段階合意に不透明感がくすぶる上、あす発表の中国の10月主要経済指標の結果を見極めたいとして、積極的な買いを手控えるムードが広がった。ただ、心理的節目の2900ポイントを割り込む水準で下値の堅さを確認すると、前引けにかけてじりじりと下げ幅を縮小した。

　セクター別では保険が軒並み安のほか、証券、観光、公共事業が売られている。半面、貴金属や酒造、医薬品・医療など内需関連が買われている。

　上海B株指数は0.40％安の258.53ポイントと4営業日続落、深センB株指数は0.19％安の906.05ポイントと3営業日続落した。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  2910.55     -4.27     -0.15

 上海B株指数                    258.53     -1.05     -0.40

 深セン成分指数                9690.17     20.03      0.21

 深センB株指数                  906.05     -1.73     -0.19

 滬深300指数（CSI300指数）     3904.04      0.35      0.01

■午後0時までの記事一覧：

【香港】SMIC、19年7−9月期決算は純利益4.3倍（速報）
【香港】新華人寿保険、1−10月の保険料収入は8％増
【香港】中国人寿保険、1−10月の保険料収入は6％増
【香港】旅橙文化、公開価格が0.275HKドルに決定
【香港】ホーム・コントロール、公開価格が1.02HKドルに決定
【香港】遠洋集団、10月の不動産販売額は7％増
【香港】龍湖集団、10月の不動産販売額は80％増
【香港】香港証券取引所、ETF市場の拡充に向け措置を計画
【香港】SMIC、10−12月期は前四半期比2−4％増収の見通し
【香港】紫金鉱業集団、A株公募増資　発行価格が確定
【香港】紫金鉱業集団、19年の生産見通しと2020−22年の生産目標
【香港】利華控股の初値は0.74HKドル、公開価格比12.9％安
【香港】スプロコム・インテリジェンスの初値は0.7HKドル、公開価格比40.0％高
【香港】中国飛鶴の初値は7.27HKドル、公開価格比3.1％安
【香港】太古Aの目標株価を引き下げ、香港情勢の悪化で＝CLSA
【香港】中国飛機租賃、エアバス2機の売却で合意
【香港】香港鉄路が主要路線の運行を終日停止、駅閉鎖も
【香港】中国能源建設、ギリシャで太陽熱発電プロジェクトを受注
【香港】中国能源建設、四川省で水力発電所システム工事を受注
【香港】中国恒大集団、新エネ車を来年上期に発表へ
【香港】北京首都国際機場、19年10月の旅客数は3％減
【香港】瑞声科技の目標株価を50％引き上げ＝シティ
【香港】中国東方航空が緊急着陸、機器の故障で高度急降下
【香港】利福国際傘下のそごうなど、情勢悪化を受けて臨時休業

【中国】人民元の13日の基準値は1米ドル＝7.0026元、前日比で0.054％元安
【中国】深セン市機場、10月の利用者数は5％増
【中国】江鈴汽車、SUVを南米に輸出

【米国】アリババの香港上場が承認か、25日の週にも上場へ＝香港紙