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指数: 15分ディレイ
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅ながら3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.08%高の26947.66ポイントだった。中国企業指数は0.26%高の10640.77ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で367億4000万HKドルだった。
ハンセン指数は前日終値を挟んで一進一退となり、方向感を欠いた。前日は大幅に続落して終値が10月31日以来の安値圏に沈んだだけに、朝方は自律反発狙いの買いが先行。ただ、香港では一部地下鉄の運休や道路の封鎖も解消されないなど混乱が続いており、情勢を警戒する売りが相場を押し下げた。中国本土相場の下落も投資家心理を冷やしたもよう。結局、始値で回復していた心理的節目の27000ポイントを再び割り込んで前場の取引を終えた。 個別では、あす2019年7−9月期決算を発表するテンセント(00700)が反発し、相場を支えた。中国政府系投資持ち株会社の中国中信(00267)、不動産デベロッパーの碧桂園(02007)も高い。半面、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)は大幅に続落。医薬品株の石薬集団(01093)と中国生物製薬(01177)、香港不動産株の九龍倉置業地産(01997)が大きく売られている。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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12日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.44%安の2897.23ポイントだった。深セン成分指数も0.91%安の9592.31ポイントと3日続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2201億1900万元だった。
上海総合指数は小反発して寄り付いた。前日に約1カ月半ぶりの安値を更新した後とあって、自律反発を狙った買いが先行。ただ、勢いは続かず、ほどなくしてマイナス圏に沈むと下げ幅を広げ、心理的節目の2900ポイントを割り込んだ。米中通商協議に対する楽観論が後退し、リスクを回避する動きが優勢。前日大引け後に発表された10月の人民元建て貸付残高増加額が2017年12月以来の低水準にとどまったことも投資家心理を悪化させた。 セクター別では、貴金属、防犯設備、通信、電子・ITなどの下げが目立った。半面、銀行の一角が堅調。 上海B株指数は0.68%安の258.10ポイント、深センB株指数は0.50%安の904.61ポイントだった。 |
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