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指数: 15分ディレイ
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19日の香港市場は買いが先行か。前日はハンセン指数が終値ベースで17年9月29日以来ほぼ10カ月ぶりの安値を付けただけに、割安感が強まった銘柄が物色されそうだ。18日のNY市場でダウ平均が5営業日続伸したことも投資家心理の支えとなろう。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やテンセント(00700)、中国建設銀行(00939)など大型株が総じて香港終値を上回って引けた。原油先物相場の続伸も関連銘柄の買い材料となろう。
ただ、買い一巡後は上値が重い展開がありそうだ。米中貿易協議の不透明感が強いなか、今週に入って香港メインボードの売買代金は700億HKドル台で低迷し、買い上がるエネルギーに乏しい。米ドル高傾向が続くなかで香港ドル相場は低水準にとどまっており、投資資金の流出懸念は根強い。外為市場で人民元安が進行し、本土株式相場が下落すれば、香港市場でも「ハンセン指数が下値支持として意識される節目の28000ポイントを割り込む可能性がある」(香港経済日報)との声も聞かれる。 |
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18日のNY株式相場はおおむね堅調。モルガン・スタンレーの好決算を受けて金融株が上昇したほか、キャタピラーなどの工業株も堅調だった。一方、生活必需品や公益、不動産などのディフェンシブ株は総じて軟調だった。ダウ平均は79.40米ドル高(+0.32%)と5日続伸し、S&P500も0.22%高と2日続伸。ハイテク株主体のナスダック総合は0.01%安とわずかに反落して終了した。
決算を好感する流れが続いた。モルガン・スタンレーの4-6月期はトレーディングや投資銀行部門が好調で市場予想を上回る増収増益となった。株価は一時4.72%高まで上昇し、2.81%高で終了。JPモルガン・チェース(+0.93%)、シティグループ(+0.72%)、バンク・オブ・アメリカ(+0.40%)も上昇し、S&P500の金融株指数は1.53%高と11業種中上昇率トップとなった。前日引け後に市場予想を上回る好決算を発表した鉄道輸送のCSXは7.08%高と急伸。空運のユナイテッド・コンチネンタル(+8.79%)、デルタ航空(+3.25%)なども軒並み上昇し、ダウ輸送株指数が2.29%とダウ平均やS&P500を大きくアウトパフォームした。一方、FAANGは総じて軟調。ネットフリックスが1.15%安と続落したほか、アップル(-0.55%)、フェイスブック(-0.30%)、アマゾン・ドット・コム(-0.05%)などが利益確定売りに押された。 海外市況 |
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18日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ・グループ(BABA)が前日比0.97%安の190.79米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も0.22%安の269.42米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の18日終値は次の通り。
■アリババ・グループ(BABA):190.79米ドル(-0.97%) ■百度(BIDU):269.42米ドル(-0.22%) ■シートリップ(CTRP):43.91米ドル(-1.33%) ■JDドット・コム(JD):37.53米ドル(-1.21%) ■ウェイボー(WB):89.51米ドル(-1.36%) ■ネットイース(NTES):261.62米ドル(-1.80%) ■モモ(MOMO):45.62米ドル(+0.40%) ■レンレン(RENN):2.39米ドル(-2.45%) ■新浪(SINA):83.99米ドル(-1.04%) ■捜狐(SOHU):33.13米ドル(-2.70%) ■チーター・モバイル(CMCM):9.71米ドル(+0.73%) |
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