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2024-09-11 香港/マーケット/証券
香港大引け:反落、1カ月ぶり安値 米CPI発表前に持ち高整理
 11日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。終値は前日比0.73%安の17108.71ポイントだった。中国企業指数は0.73%安の5982.55ポイント。メインボードの売買代金は概算で1057億8000万HKドル。

 ハンセン指数は中盤まで心理的節目の17000ポイント付近でもみ合い。終盤に下げ幅を縮小したものの、終値は8月9日以来およそ1カ月ぶりの安値だった。8月の米消費者物価指数(CPI)の発表をこの日の夜に控え、持ち高を整理する売りに押された。原油先物相場の反落や根強い中国景気不安も相場の重荷となった。セクター別ではエネルギーと公共事業が下落した半面、医療・ヘルスケアが上昇した。

 ハンセン指数構成銘柄では電力大手の華潤電力控股(00836)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、スポーツ用品の李寧(02331)と安踏体育用品(02020)が大幅に続落した。カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)、香港コングロマリットの新世界発展(00017)も安い。一方、前日大引け後に自社株買い計画を発表した無錫薬明康徳新薬開発(02359)が逆行高。医薬品関連の薬明生物技術(02269)、翰森製薬(03692)も買われた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.01%高の3450.92ポイントと小幅に続伸。白物家電大手の海爾智家(06690)、電気自動車の小鵬汽車(09868)と蔚来集団(09866)、動画プラットフォームのビリビリ(09626)が高い。半面、画像認識システムのセンスタイム(00020)、オンライン旅行会社の同程旅行(00780)が大幅に下落した。
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