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2024-07-31 香港/マーケット/証券
香港大引け:大幅反発、1週間ぶり高値 中国の景気刺激策に期待
 31日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比2.01%高の17344.60ポイントだった。中国企業指数は2.01%高の6107.16ポイント。メインボードの売買代金は概算で1188億6000万HKドル。

 ハンセン指数は小高く寄り付き、次第に上げ幅を拡大。終値は23日以来およそ1週間ぶりの高値となった。中国が追加の景気刺激策を打ち出すとの期待から買いが膨らんだ。中国共産党が30日開いた中央政治局会議で2024年下半期の経済政策指針を決め、「すでに確定した政策を全面実施し、前もって準備しておいた追加措置をタイムリーに打ち出す」と表明。今年の経済社会発展の目標を必ず達成すると強調した。中国本土の株高も投資家心理を強気に傾けたもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)が急上昇。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)は大幅に反発した。2024年6月中間決算をこの日発表する信義ガラス(00868)と信義光能(00968)も高い。一方、前引け後に6月中間決算を発表したハンセン銀行(00011)が急落。香港銀行株の中銀香港(02388)、電力株の華潤電力控股(00836)も売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は3.01%高の3516.87ポイント。構成30銘柄が全て上昇した。ライブコマースの東方甄選(01797)、企業向けクラウドサービスの金蝶国際ソフト(00268)の上昇率は10%を超えた。
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