To display this page you need a browser with JavaScript support. / このページを表示するには、Javascriptをサポートするブラウザーが必要です。
文字サイズ:大 文字サイズ:中 文字サイズ:小 印刷
2023-10-24 中国/マーケット/証券
本土大引け:5日ぶり反発、「国家隊」買い支えなどを好感 証券株が全面高
 24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.78%高の2962.24ポイントだった。深セン成分指数は0.61%高の9483.90ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7603億8400万元だった。

 上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、プラス圏で推移した。指数は前日まで4営業日続落し、終値で昨年10月31日以来、約1年ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。また、「国家隊」と呼ばれる中国政府系資金が再びA株市場の買い支えに動き出したことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、米国の金融引き締めの長期化や中東情勢の緊迫化などが警戒され、上値の重さが目立った。セクター別では、証券や不動産サービス、教育がほぼ全面高となったほか、繊維・アパレル、化学製品などが買われた。半面、自動車や銀行の一角が売られた。

 A株市場では、浙江水晶光電科技(002273)や北方華創科技集団(002371)が買われたほか、寧波均勝電子(600699)なども高かった。半面、中興通訊(000063)や科大訊飛(002230)、大族激光科技産業集団(002008)が大きく売られたほか、グループ企業を中国当局が税務調査していることを受け、前日にストップ安を付けた富士康工業互聯網(601138)が大幅に続落した。

 上海B株指数は1.29%高の221.83ポイント、深センB株指数は0.22%高の1025.48ポイント。
無断転載禁ず
©2001−2024 DZH FINANCIAL RESEARCH, INC
close