中国華融資産管理、23年6月中間決算は赤字縮小の見通し
不良債権処理の最大手、中国華融資産管理(02799)は17日大引け後、2023年6月中間決算で純損失が約46億−50億元となるようだと発表した。赤字規模が前年同期(188億6600万元)と比べて73−76%減る。
同社は赤字が大幅に縮小する主因として、資本市場の回復に伴うエクイティ資産評価益の増加と、投資収益の拡大を挙げた。経済環境と業界全体の影響を受けて、信用減損損失と不良債権資産の評価損は合計227億−232億元と前年同期(178億4300万元)から27−30%増えた。これにより赤字縮小の幅が一定程度小さくなったが、同社は今後の持続的で健全な発展につながると説明した。
中国華融資産管理の株価は日本時間午前11時9分現在、前日比1.35%安の0.365HKドルで推移している。
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