復星国際（00656）傘下の製薬会社、上海復星医薬（02196/600196）は22日大引け後、子会社の上海復星医薬産業発展が開発した免疫性血小板減少症（ITP）治療薬「アルバトロンボパグマレイン酸塩錠（商品名：蘇可欣）」について、国家薬品監督管理局が医薬品リスト登録申請を受理したと発表した。

　「蘇可欣」は、上海復星医薬産業発展が2018年3月に新薬ベンチャーの米アカラックスから中国本土での独占的開発・販売ライセンスを取得。20年4月に中国本土での販売承認を得た。現在、中国市場で販売されている他のアルバトロンボパグマレイン酸塩錠は無く、「蘇可欣」の21年中国売上高は4億2600万元。上海復星医薬産業発展は22年11月時点で、「蘇可欣」の研究開発に計1億2506万元を投じている。