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2016-08-29 中国/業界動向/輸送用機器
中国航空発動機集団が成立、航空機エンジン事業を統合へ
 中国航空発動機集団の設立大会が28日に北京で開かれた。同社は中国の中央企業(中央政府が直轄する国有企業)である中国航空工業集団公司(AVIC)から、航空機エンジン事業を手掛ける中航動力(600893)、四川成発航空科技(600391)、中航動力控制(000738)の3社の株式を取得する予定で、中央企業改革の一環となる。

 中航動力と四川成発航空科技、中航動力控制が29日に個別に発表した公告によると、AVICは3社の出資持ち分を中国航空発動機集団に譲渡する手続きを進めている。3社は今年3月、実質支配者がAVICから中国航空発動機集団へ交代する見通しを明らかにしていた。

 中国航空発動機集団の株主は国務院(内閣に相当)のほか北京市政府、AVIC、中国商用飛機有限責任公司。29日付『証券時報』によると、渤海証券は中国航空発動機集団が今後、航空機エンジンの開発や製造を手掛ける40以上の企業と部門を統合すると予想。総資産が約1500億元に達するとみている。
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