26日の香港市場は続伸して始まるか。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ継続への期待から前日の米株式相場が続伸した流れを引き継ぐと予想する。25日発表の米経済指標が市場予想を下回ったことで米消費・雇用の減速が意識され、米長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時3.98%と約1カ月ぶりの低水準を付けた。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウオッチ・ツールによると、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は84%と24日の81%から上昇した。
香港市場では、決算や業績見通しを手掛かりとした個別銘柄の売買が引き続き活発となりそうだ。前日大引け後、ハンセン指数構成銘柄のアリババ集団(
09988)と周大福珠宝(
01929)が2025年9月中間決算を発表した。きょうは阿里健康(
00241)が9月中間決算、理想汽車(
02015)が7−9月期決算を発表する予定。
25日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がそろって3日続伸。9月生産者物価指数(PPI)などの経済指標が予想を下回る弱い結果となったほか、ブルームバーグが「(利下げに前向きな)ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が次期米連邦準備理事会(FRB)議長人事の最有力候補」と伝え、利下げ期待が高まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)、生活アプリ運営の美団(
03690)が香港終値を上回った半面、中国ネット通販大手のアリババ集団、香港公益株のホンコン・チャイナガス(
00003)が下回って終えた。