| 2025-10-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:大幅続落スタート、米中の関係悪化を警戒
週明け13日の香港市場でハンセン指数は大幅に続落して始まった。貿易を巡る米国と中国の関係悪化を警戒する売りが膨らみ、ほぼ全面安の展開。トランプ米大統領は10日、「中国が貿易問題で極めて強硬な姿勢を取った」として、11月1日から中国からの輸入品に100%の関税を上乗せすると発表。中国の今後の行動や変更次第では実施時期を早める考えを明らかにした。中国商務部は12日、米国が追加関税を実施すれば「断固とした相応の措置をとる」と表明した。
指数は日本時間午前10時40分現在、前営業日比2.40%安の25660.54ポイントで推移している。個別では、パソコン大手のレノボグループ(
00992)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)、光学部品の舜宇光学科技(
02382)、保険大手の中国人寿保険(
02628)とAIAグループ(
01299)が大幅に下落している。一方、半導体受託製造のSMIC(
00981)が逆行高。