2025-04-15 |
中国/政策/その他 |
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米財務長官、「中国政府との貿易協定は締結可能」
ベッセント米財務長官は14日、中国政府と重要な貿易協定を締結できるよう依然として望んでおり、過去の貿易・通貨協定とは異なる方式が必須との見解を明らかにした。アルゼンチン訪問中にブルームバーグTVの取材に応じ、米中間のいかなる交渉も最高指導者の間で行われるべきで、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が直接取り組む必要があると述べた。香港経済紙『信報』が15日伝えた。
ベッセント氏は、関税は冗談ではなく、巨額が関わっていると強調。「誰もこれが持続可能とは思っておらず、関税をこのまま維持したいと望む者はいない。冗談にはほど遠い」と述べた。
中国商務部の報道官は11日、米国による対中関税引き上げが繰り返されていることについて、もはや数字遊びに成り下がったと批判。経済的には実質的な意味をなさず、関税を道具化・武器化し、覇権的な脅しの手段として用いていることを一層露呈させるものであり、滑稽なものだと述べた。