2025-03-20 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、利益確定売りが先行 大型ネット株に売り
20日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。小安く寄り付いた後、下げ幅を広げる展開。前日まで4営業日続伸し、2022年2月以来およそ3年1カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが先行している。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で2025年に2回利下げする見通しが維持されたが、米連邦準備理事会(FRB)は2025−27年の米実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを下方修正した。
指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.44%安の24632.66ポイントで推移している。個別では、百度(
09888)、アリババ集団(
09988)、美団(
03690)、前日大引け後に決算を発表したテンセント(
00700)など大型ネット株が売られ、指数を押し下げた。24年12月本決算が1%増益となった長江インフラ(
01038)や、スポーツ用品の李寧(
02331)、不動産管理サービスの華潤万象生活(
01209)なども安い。半面、製薬の中国生物製薬(
01177)、翰森製薬(
03692)、自動車・電池メーカーのBYD(
01211)、産金大手の紫金鉱業集団(
02899)などが買われている。