2025-02-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、序盤に一時マイナス圏もDeepSeek関連銘柄に買い
週明け10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.31%高の3313.75ポイントだった。深セン成分指数は0.10%安の10565.13ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1106億1800万元だった。
上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、その後はプラス圏で推移した。米雇用統計を受けて米国の利下げ期待が後退したほか、米中貿易摩擦への警戒感が相場の重しとなったが、低コストの大規模言語モデル「DeepSeek(ディープシーク)」の登場を受けて国内で人工知能(AI)応用が加速するとの期待が高まるなか、引き続き関連銘柄が買われて指数を押し上げた。セクター別では、ソフトウエア開発やインターネットサービス、通信サービスなどが買われた半面、太陽光発電設備やバッテリー素材、バッテリーが売られた。
上海B株指数は0.40%安の266.21ポイント、深センB株指数は0.02%安の1206.98ポイントだった。