2025-02-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、3300ポイントを回復 AI応用の加速に期待
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.33%高の3314.29ポイントだった。深セン成分指数は2.52%高の10655.69ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1473億1500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返し、上げ幅を拡大した。心理的節目の3300ポイントに乗せると、この日の高値圏で前場の取引を終えた。低コストの大規模言語モデル「DeepSeek(ディープシーク)」の登場を受けて国内で人工知能(AI)応用が加速するとの期待が高まるなか、テック株など関連銘柄への買いが続き、投資家心理の改善につながったもよう。
セクター別では、太陽光発電設備、投資・金融関連、証券が全面高。ソフトウエア開発、インターネットサービス、医療サービスなども高い。半面、銀行の一角が軟調だった。
上海B株指数は0.49%高の267.03ポイント、深センB株指数は0.59%高の1210.79ポイント。