2025-01-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、プラス圏で推移 保険株や銀行株が全面高
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.02%高の3246.51ポイントだった。深セン成分指数は0.44%高の10271.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9093億8500万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。中国証券監督管理委員会(CSRC)や財政部、中国人民銀行(中央銀行)など6部門が22日、保険資金によるA株投資の比率と安定性を高めるなど、中長期の投資資金取り込みに向けた実施案を共同で発表したことが好感され、買いが広がった。セクター別では、保険や銀行が全面高となったほか、証券や教育などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、貴金属や航空・空港運営が売られた。
上海B株指数は0.48%高の264.07ポイント、深センB株指数は0.44%高の1193.67ポイントだった。