2025-01-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、方向感欠く トランプ米政権の対中政策を注視
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.17%高の3249.85ポイントだった。深セン成分指数は0.54%高の10311.81ポイントと4営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7757億500万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、方向感を欠いた展開となった。朝方に下げに転じたものの、前引けにかけて切り返した。20日に発足したトランプ米政権による関税導入などの対中国政策を見極めたいとの気分が強い。中国当局が打ち出す景気刺激策への期待が相場を支えたもよう。
セクター別では、半導体や空運、コンシューマーエレクトロニクス、電機が買われる半面、教育、太陽光発電設備、造船、繊維・アパレルが売られた。
上海B株指数は0.02%高の261.67ポイント、深センB株指数は0.29%安の1187.09ポイントだった。