14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.41%高の19141.13ポイントだった。中国企業指数は1.60%高の6952.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で846億4000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に心理的節目の19000ポイントを回復し、徐々に上げ幅を拡大した。本土市場の上昇が好感されたほか、ハンセン指数は前日まで6営業日続落し、終値で昨年9月23日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。
個別では、美団(
03690)が4%超上昇し、指数を押し上げた。農夫山泉(
09633)や快手科技(
01024)の上昇も目立ったほか、25年は売り上げの成長が加速するとの見通しを示した薬明生物技術(
02269)も高かった。半面、新東方教育科技(
09901)や中国宏橋(
01378)、東方海外(
00316)などが売られた。金相場の下落を受けて紫金鉱業集団(
02899)や招金鉱業(
01818)も安かった。