2025-01-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、3200ポイント回復
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.75%高の3216.00ポイントだった。深セン成分指数は2.42%高の10033.42ポイントと続伸。
上海総合指数は次第に上げ幅を広げる展開。前引けにかけて上値が重くなったものの、前日に割り込んでいた心理的節目の3200ポイントを回復して前場の取引を終えた。前日は終値ベースで昨年9月27日以来およそ3カ月半ぶりの安値を連日で更新したとあって、買い直しが優勢。中国人民銀行(中央銀行)が近く預金準備率を引き下げるとの観測も浮上した。きょう午後に「中国経済の質の高い発展の成果」を説明する記者会見が開かれ、人民銀の宣昌能副行長らが出席すると伝わった。
セクター別では、電機、ソフトウエア開発、電源設備、文化・メディアが全面高。インターネットサービス、自動車部品も大きく買われた。一方、貴金属が小幅ながら逆行安。
上海B株指数は1.76%高の260.12ポイント、深センB株指数は1.58%高の1188.51ポイントだった。