2025-01-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、一時は3200ポイント割れ 保険・消費関連に売り
週明け6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.15%安の3206.75ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の9916.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6926億7000万元だった。
上海総合指数が小安く寄り付くと、心理的節目の3200ポイントを割り込んだ。中国経済の先行き懸念や米中関係を巡る警戒感から売りが先行。ただ、中国メディアの財新が発表した財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)を受けて下げ幅を縮小し、前場半ば以降は前週末終値を挟んでもみ合った。2024年12月の財新中国サービス業PMIは52.2となり、前月から0.7ポイント上昇した。
セクター別では、保険が全面安。商業・百貨店、酒造、観光・ホテル、光学光電子なども安い。半面、製薬、医薬品販売、バッテリー素材などが買われた。
上海B株指数は0.03%高の259.19ポイント、深センB株指数は0.32%安の1190.83ポイントだった。