2024-12-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、イベント通過で材料出尽くし感
13日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。指数は前日まで3日続伸し、終値で11月11日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが優勢となっているもよう。また、中国指導部は11−12日に来年の経済政策の方針を決める中央経済工作会議を開き、「より積極的な財政政策を実施する。財政赤字率を引き上げる」「適度に緩和的な金融政策を実施する」ことを決めたが、新たな材料に乏しく、材料出尽くし感も広がっている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.88%安の3431.00ポイントで推移している。セクター別では、保険と貴金属、証券が全面安となっているほか、食品・飲料や不動産開発も売られている。半面、ゲームや文化・メディア、包装資材などが買われている。